原子力発電に依存を続けた場合の未来

最近、原子力発電所のゴミである「放射性廃棄物」に関するドキュメンタリー番組を
立て続けに見た。

これを見て、私が感じたのは、このまま原子力発電を続けていけば、
数千年後あるいは数万年後には、人類は滅亡するんではないだろうかということ。


●シリーズ 放射性廃棄物はどこへ


いずれも、福島での事故が起きる前に作られた番組。

間違いない事実として、原子力発電所は、事故が起きる起きないにかかわらず
危険な存在であるということ。なぜならば、原子力発電を行うと、燃料棒という
放射性廃棄物(ゴミ)がどんどん増加する一方だが、それを安全に処理することは
できてないから、どんどんと危険物が増えていっているということになる。

また、現状では、地中の奥深くにこれらを埋めるというのが
処理方法のひとつということらしいが、これも数十年は安全と言っていいと思うが、
数百年または数千年を超えるオーダーになると全然安全とはいえない。

考えてみれば当然で、放射性物質の寿命は10万年以上。
一方で人類が作成した建造物の寿命は、それにくれべれば短期間。

10万年もの間劣化しない建造物なんて誰も想像できないのではないだろうか。


また、富士山だってここ数千年でも結構形が変わっていると言われていることを考えると
どうなんだろうかと思う。


仮に、今後も同じように安全な廃棄方法が開発されないという仮定をすれば、
原子力発電は、いずれ破綻して、地球という星は生命が住めない星になると思う。

我々が生きている間は、大丈夫であろうとは思うが、果たしてそれでいいのか
というのは、そうは思わない。

2 件のコメント:

おかいさん さんのコメント...

本当に恐ろしいことが私達の
知らない所で進んでいるのですね。
これを知って私たちはどうすればいいのだろう。
とにかく早く放射性物質の廃棄を
止めなければ。

takes90 さんのコメント...

本当です。なぜこんな危険なものを昔の人は推進したのだろうと感じます。

当時、推進した人も危険性は認識していないわけがないので。(それは、大都市圏を避けて建設されている状況が事実を物語っています。)