大学生4人に1人、「平均」の意味理解せず
日本数学会により、平均の意味を図る問題として下記の問題が出されたようだ。
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生徒100人の身長の平均が163.5cmだった。
この結果から確実に正しいといえることは○
そうではないものには×をつけろ
(1)身長が163.5cmより高い生徒と低い生徒はそれぞれ50人ずついる
(2)100人の身長を足すと16350cmとなる
(3)身長を10cmごとに区分けすると、「160cm以上170cm未満の生徒」が最も多い
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これを正しく答えられる人が76%ということらしい。
記事によれば、国立大学上位高でも94.8%の正答率と書かれているが、
計算しかできない人が多くなっているということなんだろうか。
学校教育において、計算できること、知識を増やすことは何の意味もない。
計算や知識はあくまでも最低限の必要な事であり、計算したり、知識などを元に、
自分の頭でいろいろと考えたりするということが非常に大切なはずなのである。
このニュースに出てきた人の中に、新井紀子さんが出て生きていたけど、
この日との本は過去の呼んだことがある。
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コンピュータが仕事を奪う 新井 紀子
http://www.amazon.co.jp/dp/4532316707
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持っているだけの人なんていうのは、コンピュータに仕事を奪われる人になる。
なぜならば、その能力はコンピュータのほうが確実に能力が高いからである。
私は、このニュースを見て、この20年の間にとんでもない人間を育ててしまった
社会というのを非常に許しがたいと思ってしまう。
この間の出来事というのは、近い将来にもっと別の形になって社会に現れてくるかもしれない。
本当に今すぐにこんな状況を変えていかないと未来はとんでもない方向に
進んでしまうのではないかと心配で心配でしょうがない。