2014年5月26日月曜日

原発事故原因の本質

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日という本を読んで改めて思ったこと。

事故の直接の原因は津波により、電源が全喪失してしまったことだけど、それがなぜ起きたかと言うと、津波が来て予備電源か不能になることを想定していなかったからである。

現在政府は、この事故を教訓にして、同等の津波が来たときの対策を強化し、それの完了を持って安全な原発ということにして再稼動を始めようとしている。

果たして、この進め方は正しいのだろうか。

上記にも述べたとおり、本質的な原因は「想定外のことが起きたこと」に起因している。
今後は、10m越えの津波も想定内になったけど、それ以外に想定外の事象が起きないことをいったい誰が保障できるのだろうか。

結局、今回の事故で学んだことは、想定外のことが起きたら原発は事故が起こりえるということ。
今後も、想定外のことなんて発生するに決まっている。想定外なことが起きないなんていうのは、短絡的過ぎである。

なぜ、政府は原発を安全と言えるのであろうか。おそらく、ある一定の確率の範囲内で安全(例えば99.9%の確率で安全)であるというのを安全と言っているのだろうけど、それはごまかしてはいけない部分である。

安全率を確率の表現を用いて表現してもらいたいものである。