才能という言葉

今読んでいる本「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」。
この本を読んでいたら、才能とは生まれもってついてくるもの
とかいっていた。
そして、才能はいくら努力してもどうにもならないというような定義をしていた。
この時点で、この本を読みきる気はなくなってしまったが、電車の中で他に読む本も
無かったのでしばらく読み続けていたけど....

私は、こういう意味での「才能」という言葉が大嫌い。

イチローは野球の才能があった。
ミスチルの桜井さんは、音楽の才能があった。
中田英俊は、サッカーの才能があった。

こんな簡単な言葉で「才能」というの言葉を使わないでほしい。

上記の才能というのは、そんな単純なものではない。
一種の「性格」という考え方や、その人の思考回路や価値観に依存して、
その人がそれまでの人生で積みかさねてきているものである。

つまり、その人そのものなのである。

何もしないで生まれつきそういう力を持っていたという考え方は
止めてほしい。
こういう本は、読んでいても非常にいらいらいしてくる。

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