「ウェブはバカと暇人のもの」を読んで

過激なタイトルに引かれてこの本を読んでみた。


この本の本質は、私の理解では、下記に尽きると思う。

「相手のことを良く知らない状況で深く相手に対して踏み込まないこと」

タイトルは極端すぎてどうかと思うけど、実際に、Webの世界に限らずに少数ながら、
自分が今までで関わったこともないようなタイプの人が入るのは確かで、関わっていないがゆえに
どのように接したらいい革からない人がいるというのは事実でしょう。

また、ネットでは、その性質上このような少ないタイプの人々と出会う確率が上がるのは事実で
その時にどのような行動を取るべきかと言う点においては共感できる。
(書店では見つけにくいようなレアな書籍が見つけやすいという感覚に似ています。)

ちなみにどう対応するかと言うと、遠くから見て自分は関わらないようにするということである。

たとえば、2chなんかはそのいい場所なんだけど、この掲示板を見ていて
「まぁ、今まで関わったことの無いタイプの人だなぁ」
と言う人は結構見かけるわけなんだけども、その人と意見が対立したとしても
関わりを持たないようにするという感じでしょうか。

ただ、これは、ネットの世界に限らないことで、現実の世界において、もしも
暴力団の人など、私が普段係わり合いと持たないような人とはやはり、接し方と言うものを
知らないだけに、変に関わらないというようなことと同じです。

つまり、相手のことを良く知らない状況で深く相手に対して踏み込まないこと
これが、この本の本質でしょう。

ところどころ、部分的にはそんな極端に言わなくてもいいんじゃねーのかみたいな
気持ちは読んでいて強く感じましたが.....

少なくとも、「インターネットは自分にとっての少数派というのを発見しやすい」世界ではあるので
ネット初心者のことはそのことも踏まえてネットを利用するのがいいのではないかと
思います。

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