生活保護の現状について

NHKスペシャル 「生活保護 3兆円の衝撃」という番組を見た。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110916.html

現在の受給者は、200万人を超え、年間の給付額は3兆4000億円という破格の
金額となっているらしい。

大阪市では、なんと18人に1人が生活保護を受けているらしいが、これは明らかに
バランスを欠いている。

1億人で分け合ったとしても、年間一人当たり34000円の負担となっている。
これは納税者の感覚からすると、明らかにバランスを欠いており、せいぜい、この
10分の1程度に収めなくては、社会が成り立たないと感じる。

番組を見ていても、どう考えても過保護と感じる人も多くいた。
生活保護費で、4万円近くはDVDなどの趣味に当てているというあたり
ちょっとどうなんだろうと感じる部分はある。
月に数本レンタルするというレベルなら理解できなくもないが、その人は、
DVDを購入して本棚にたっぷりと納めていた。

医療費が無料ということで、病院側も無駄に薬を出し、金を稼ぎ、
また、受信者側もその薬を違法な手法によって販売して、
酒代の足しにしているなど、どう考えてもモラルに反している行動を
している人たちがいるというのも許しがたい事実である。

これらは、当然、上記の給付額には含まれていないだろうから、間接的には
もっと多くの負担を我々がしているということになる。

現在、各方面で、この問題に対応するための検討を行っているということなので、
それがきちんと社会のバランスを崩すことのないものであり、また、モラルに反した
受給者が現れないような仕組みになるように心から願っている。

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