幸福のペンダント的なビジネスモデル

奥さんに話したらえらく感激された話シリーズ第2弾です。

ちなみに第一弾は、「日常生活で使う、最小公倍数や最大公約数」の話。
http://bluesmile.blogspot.com/2011/09/blog-post.html

昔から、○○を購入すると幸せになれますというような
怪しげな商法があったりする。

昔の定番といえば、「幸せのペンダント」。
そこには、「90日以内に幸運が訪れなければお金返します。」という文言も
あったりするらしい。

身も蓋もないことを言ってしまうと、こんなものを購入したから
いいことが起きるわけがないのです。

いいことが起きたとしても、このペンダントを買ったから起きるのではなく
このペンダントを買わなくても起きたことなのです。

つまり、こんなペンダントを買おうがいいことが起きる確率に
変動はないということ。

この会社のビジネスモデルは、100人にそういうものを売りつけ
その中からいいことが何も起きない95人から返品以来を受けてもいい
というような想定でビジネスモデルと立てているんだろうと思う。

そう、偶然にいいことが起きる人が、5%でもいれば御の字のビジネスモデル
なんでしょう。

例えば、90日以内にいいことが起きなければ返品しますというような
幸せのペンダントの場合。

90日の中で幸せなことが起きる確率が何パーセントなのかは
しらないが、まぁそこそこ高い確率になっているのではないだろうか。

感覚としては、30~40%くらいの確率はありそうな気がする。

そうすると、100人に売れた場合には、60~70人が返品するということで
30~40人には売れることになる。

こういうビジネスは、確率論でビジネスをしているともいえる。
そういうところで利益を出しているんでしょう。

この手の商売は、こういうからくりの商売なんです。
皆様、是非だまされないようにしてください。

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