ベクレルとシーベルト

最近よく聞く用語であるベクレルとシーベルトという用語について
整理する意味で書いてみる。

ベクレルとは、放射性物質の量を表す単位で
シーベルトというのは、被爆の量を表す単位である。

最近、基準値を超えた牛肉の話題をよく聞くが、その時の表現は、

「1キログラム当たり610ベクレルの放射性セシウムが検出された。」

などと表現されている。

ここで、これは、どの程度の被爆になるのだろうかというのを
知りたいと思いちょっと調べてみた。

一応、過去の研究からか、ベクレルとシーベルトの関係には
一定の係数があるようである。

簡単に計算するツールがあったのでリンクを張っておく

http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON


では、現在問題になっている牛肉を仮に食べた場合には、何ミリシーベルトの被爆になり、
世間が言う安全基準にどれくらいになるかというのは、自分で一度計算してみようと思い、
計算してみた。

例えば、セシウム137が1kgあたり610ベクレルの牛肉を200グラム食べてしまった場合で
考えてみる。その場合には、

((610 * 200) / 1 000) * 1.3 * (10^(-8)) = 1.58600 × 10-6



と計算できる。つまり、1.586マイクロシーベルトの被爆ということになる。


((610 * 200) / 1 000) がベクレルで
 1.3 * (10^(-8)) が係数の部分であります。

これを言い換えると、大体、700回くらい食べると1ミリシーベルトの被爆に相当する計算になる。

これを多いととるか少ないと見るかは考え方次第だけど、私個人的には、
意外に多い量だなと感じる。

0 件のコメント: