一般人の投資家が株で失敗しないための心得2024年バージョンを書いてみます。
私の数年間の株式投資の経験や失敗などを元にまとめてみました。皆様の参考になれば幸いです。
- 株を購入する基準はシンプルに利回りベースで選ぶ
- 一般投資家は、会社の将来性や事業内容で選ぶというのはなかなか現実的に難しいものです。ここはシンプルな指標1本で行くのがおすすめです。株主優待や配当金で年間の利回りを算出して、基準は、それ一本に絞るのがいいです。それ以外の情報は、参考程度に得るくらいでいいと思います。
- 購入する株は、3%以上の配当金・株主優待のあるものを購入して、一度保有したら3年以上は保有するつもりで買う
- 一般投資家は、株価の値動きで儲けようという心は捨てたほうが無難です。値動きで利益が出せる人は、基本的に株に関する情報の取得が早い人です。一般投資家は情報線には勝てないために、そこの領域では勝負せず、プロの投資家でも長期の予想は難しいために、その領域にいたほうが得策です。基本的には、利回りが一定以上ある間は、保有し続けるのがおすすめです。
- 株を売買するときは、あらかじめ設定した金額になったら購入するスタンスを貫く
- 売る方も買う方も、あらかじめこの金額になったら売買するというのをあらかじめ決めておきましょう。値動きに左右されずに、この金額なら買うというオークション形式で売買するのがおすすめです。決して、相場に乗ろうなんて思ってはいけません。これは、乗ることは困難だからです。
- 株の値動きは気にしない、そこで利益を出そうとしない
- 上にも似たようなこと回てますが、一般投資家は、基本的には配当金を狙って、不労所得をつみたてていくという気持ちで投資するのが大事です。1万円投資したら年間400円の配当金(不労所得)をもらえ、3万円なら1200円の配当金(不労所得)をいただく。株の値動きはあまり来にしないというのが大事です。
- 株価が下がったときに買うという発想を捨てること
- 私も、下落率に注目して、下落率の高い株を安く買おうと思ってた時代が有りましたが、この作戦は、あまりうまく行きません。欲しい株がでてきたら、この値になったら購入するという価格を定めて、その価格になるまでひたすら待つスタンスが大事です。下がらなければ単に縁がなかったと潔く諦める気持ちが大事です。
- 自分のよく行くお店が株式公開していて、株主優待があれば、それを買う。
- よく行くお店が株式公開していて、株主に特典があるのであればそれは購入するのがおすすめです。例えば、イオンによく行く人であれば、100株もっていれば、3%キャッシュバックする優待があるので、これは、持っているだけでかなりのお得になります。コート・ダジュールによく行く人であれば、AOKIの株を持っていれば、常に20%割引でカラオケが利用できるようになるので、これもかなりお得になります。
- 暴落時や急騰時に売買しない
- いいニュースや悪いニュースがあった時には、株価は、乱高下することがあります。暴落時に狼狽売りしたり、いいニュースがでて株価が急上昇しているときにに焦って購入するのはよくないです。こういうときは、売買が殺到して、本来のあるべき値になっていないことがあります。ある程度、株価が収束したときに購入するべきと考えます。また、悪いニュースが有って株価が下がっている時には、すでに手遅れの状態です。ここで売買してしまったらあまりいいことはない気がします。最近では、小林製薬の紅麹の事件があった時には、急落しましたが、少しすると、ちょっとリバウンドしたりしています。2024年の8月頭にも大暴落が有りましたが、中旬には大分もとに戻ったりしています。暴落した瞬間に売買してしまうと、本来の価格ではないときに売買することになったりして、一般投資家の場合にはこれは大抵の場合に悪い方向に進むと思います。
- 分散投資を心がける。
- 基本的には、一つの株を集中して買うのはよくないです。リスク分散のためにいろんな株を購入するのがいいです。私自身も、いろいろな株を保有していますが、半値になった株もあれば、5倍以上になった株もあります。購入した時には、想像もしてない値動きをしてますが、株とかそういうものです。上記のルールに従って購入していれば、トータルは、プラスになるんじゃないかなと思っています。
最後に、投資は最終的には自己責任でやる必要があります。株は、価値が下がるからやらないという気持ちも一定程度理解できますが、現金でも価値が下がる可能性はあるということを認識することは大事です。具体的にいうと、同じものがインフレのため価格が上がり物価が2倍になったとします。そのときに、現金だった人は、金額自体は減ってないですが、価値は1/2になったといってもいいでしょう。一方、そのケースで株価は2倍になっているかもしれません。そういう状況の時には、株をやってたほうが資産価値を減らさないことができたということになります。
つまり、どちらの選択もリスクは有るということを踏まえて資産運用をしていくことが大事です。貯金で運用するのもありですし、株式投資で資産を運用するのも有りです。どちらが得かと言うと、株式投資をしたほうが得だと私は考えているということになります。