身を切る政治家

最近ニュースを見ていると、政治家の口から

「政治家が自ら身を切ることにより.....」

というフレーズがよく聞こえてくる。

なんか、この言葉からは、身を切れば増税してもいいとかそういうような
ニュアンスを感じ、とても違和感がある。

「身を切る」の本来のニュアンスは、例え自分自身に不利な法律であろうとも
率先して国のためになることを実施していくということを意味していなくては
いけないと思っている。

国会議員の役割とは何で、本来はそれに何人必要で、だから、この人数でやるという
スキームを組んだ上で国会議員の人数を決めようということ。
こういう自分に不利な制度を積極的に進めていく姿勢を示していくことが
本来は大切なのだし、これこそが国会議員の仕事であると思う。

「身を切る」というのは本来は序章に過ぎないはずなのに、
議員定数を減らすという形で身を(ちょっとだけ)切ったら、はいおしまい。

議「員定数減らせばいいんでしょ」みたいな。

そんな感じがするのは、気のせいだろうか。

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