情報LIVE ただイマ!
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っていう番組で、放射能と農薬や添加物を同列に扱い
「農薬や添加物だって危険なのに、放射能だけを問題視するのはどうなんだろうか」
ということを言っている人がいた。
それは、やや違う気がする。
何が違うというかといえば、過去に蓄積されたデータの量である。
農薬や添加物なんかは、比較的過去のデータが膨大である程度の安全性に関する
議論はされてきていると思っている。
一方の放射能は、過去の事故が少ないだけにまだデータが十分でないという
イメージがある。
なので、これらを一緒に議論すべきではない。
もちろん、農薬でも比較的新しい農薬を利用していたり、添加物でも
最近認可したてとかいうものがあれば、それが安全かといえば
安全でない可能性もある。
「最近、建設された新東名高速道路と東名高速道路はどちらが安全か」
という議論をするときに同じ論理で物事を言うのは間違っているだろう。
落石などの心配は、やはり新しい新東名高速道路のほうが危険度は高いだろうし、
(実際にちょっと前に落石事故が発生した。)
老朽化することによる事故の確率は東名高速道路のほうが高いだろう。
つまり、放射能と農薬を同じ土俵で論理を展開するのはおかしいのです。
添加物の事例だって、過去には安全だとして利用されている添加物が
現在は使用禁止になっているものだってそれなりにある。
人体実験なんて露骨にできないわけで、危険度が本当に発覚するまでには
それなりに時間がかかるというのは明白でしょう。
そういう事実を踏まえて各個人が判断し選択することが大切なのではないかと感じる。
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