第2次世界大戦と原発事故

NHKの東京大空襲 583枚の未公開写真を見てちょっと考えることがあった。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0318/

日本が昔起こした戦争という行為。
戦後50年くらいたつと、戦争なんて過去のこととかなり風化して
しまったようにも思うが、実際は、そんなことはなく、
「戦争はいけない事」「戦争なんてなんのいいこともないこと」
という思いは多くの人が今もなお持っているのではないだろうか。

今の日本の中に
「戦争は日本の発展のためにはしかたない」
と思う人もいないと思うし、
「戦争なんてどんどんやるべきだ」
なんて思う人もいないであろう。

これは、きっと当時の人が、戦争なんてやらないほうがいい
という思いを将来に伝えようと一生懸命やった結果、現在に
至っているのではないだろうかと思った。

一方で現在、私は、原発事故が起きた時代の中に生きている人として、
やっぱり、当時の人たちと同じことを後世の人に対して思っていかなくては
いけないのではないだろうかと思い始めた。

原子力発電のない世界を作っていくための小さな一歩を歩み始めて
50年後には、原発なんてないのが当たり前の世界を作るための
一歩を踏み出すのが、今の時代を生きる私たちの使命なのではないかな
と感じたりした。

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