大阪都構想の結果

昨日は、大阪都構想の住民占拠が行われた。
私は、大阪市民ではないが、非常に注目していた。

今の日本に、自分の収入を減らしてまで、将来の大阪のため、日本のために
働いている政治家はいただろうかと思う。
その政治家の政治生命をかけた選挙はとても気になっていた。

結果としては非常に残念な結果になってしまった。なんとも言葉に仕様の無い
もやもや感が私の心の中にある。

現在の政治化のほとんどは、自分のために働くという感じに見えてしまっている。

下記の記事によれば、
http://www.asahi.com/articles/ASH5J7X87H5JPTIL01M.html

20代、30代は、賛成が6割を超える感じだったが、70代以上は反対派多数という
ことだった。反対の理由も寂しい物で、高齢者に優遇されていた住民サービスが
なくなるからとか橋下さんが嫌いだからという理由らしい。

しかも、「20代(61%)と30代(65%)。40代(59%)、50代(54%)、60代(52%)も賛成が過半数を占めた。一方、70歳以上は反対が61%で賛成を上回った。」
と書かれているのだけど。それってつまり60代以下に限れば賛成と言うことになる。
70代以上で逆転されたというと70代以上の投票数が多く、それ以外の投票数は
少なかったということなのだろうか。

それはそれで微妙な感じである。

例えば、下記の用は公共交通機関の優遇パス。
http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000006483.html

既得権益を失うことで反対に回るといういい例になっている。

もともと若い世代のための改革だったのだから高齢者が反対が
多いのは当然なのかもしれないけど、でも高齢者だって次の世代のことを
考えない人もこれだけ多いのかとも思う。

無駄遣いを減らして、今後の日本を背負う人たちへの教育を充実する
という理念は非常に好感を持っていたのでこの火が消えてしまうのは、
非常に残念です。

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