どうやら、消費税は増税される法案が通りそうな情勢になってきた。
ちょっと、野田さんの考え方を知るために、最も最近書いた本
「民主の敵」という本を読んでみた。
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/610323.html
最近と言っても、政権交代直前に書いた本なので、まだ野党時代の本ではあるが。
この中で、消費税に関することが少しだけ記載されていた。
そこには、こんな感じのことが書かれていた。
消費税を上げるためには、その前に、どのように税金が使われているのかを
きっちりクリアにして、これだけあれば足りるというような税率を設定するべき
であるというような感じのことが書かれていた。
そこらへんの記事はないもんかと探してみたら、例えば下記の記事。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/568479/
もしも、この考えが本当に自分の心からの考えだったのならば、
少なくとも、税金でどういうサービスを行うのかということが決まらない限りは
適切な税率というのを定められるわけがない。
税率というのは、きちんとシミュレーションを行い、このようなサービスを
国民が望んでおり、それを実現するために必要な予算を得るために
設定するのが妥当な方法である。
それを、とりあえず、お金が足りなそうだから、とりあえず増税しましょう
的な発想の増税をしているように感じる。
少なくとも、関連法案を先にきちんと決めた後に税率の話をするのが
筋なんではないだろうかと強く思う。
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