頭がしびれるテレビ
http://www.nhk.or.jp/program/shibireru/
で取り扱っていた題材「じゃんけん必勝法」というテーマで
最後は、じゃんけんに勝つにはランダムで手を出すことという
結論になっていた。
しかし、このテレビを見てる人がそう思って結論づけてしまうのはやや微妙だ。
この結論を得るためには、下記の条件が必要である
・相手は、じゃんけんの出す手を研究してきて、過去のデータなどから分析して
手を決めて勝つ確率を高めようとしてる
このような条件を満たす場合には、じゃんけんで勝つ確率が50%をきってしまっているから
50%に近づくための結論として、冒頭の結論があるということ。
相手が、この前提条件を満たさない場合、つまりじゃんけんの勝つ確率を高めようと
努力していない場合には、別にそれが効果があるわけではない。
また、必勝法とか行っているけど実際には、ランダムにして勝つ確率は
50%近辺を行ったりきたりするだけで、それ以上は勝てないということ。
これは、テレビを見てる人には誤解を招きかねない表現だったなと思う。
しょせん、じゃんけんの必勝法なんてそんなもんです。
しかし、この番組内で行っていた「人間はランダムというのを作り出すことはできない」
という言葉はそのとおりなんだろうと思う。
無心になって、恣意的なものを一切除外するということの難しさでしょう。
また、ランダムにしようと意識した時点ですでにランダムにはならないでしょう。
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