東野圭吾さんの小説は本当に面白い。
さまよう刃という作品も東野圭吾さん意外では書けない作品ではないだろうか。
この作品では、大きなテーマとしては、
「被害者と加害者がいたときに法律というのは、いったいどっちを
救ってくれるものなのか」
というテーマで書かれている。
この作品で言うと、レイプして殺人という法を犯してしまった18歳の少年がその被害者の親から
報復を受けるという設定なのだけど、現在の法律ではどちらが守られるのかというと、
それは、加害者が守られるようになっている。
ここら辺の問題を激しく主張するためのストーリーになっている。
ネットで検索してみたところ、この作品に関する東野圭吾さんのインタビュー記事が
「週刊現代」2005/01/01号
「中央公論」2005年5月号
に載っているらしいので、このインタビュー記事を読んでみたいなと思った。
図書館にあれば、この雑誌を借りて読んでみたいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿