容疑者Xの献身

現在、映画にもなっている

容疑者Xの献身 著者: 東野圭吾

を読んでみた。まだ、映画版は見ていないのだけど、このガリレオシリーズは
テレビドラマの方では見ていた。
原作では、柴崎コウが演じている内海さんは出て来ていないのですね。
うちの奥さんに寄れば、ヒロインがいたほうがテレビ受けするということで設定を
原作と変えたとのこと。個人的には、原作の草薙刑事のほうがいいなぁ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA#.E7.99.BB.E5.A0.B4.E4.BA.BA.E7.89.A9

原作では、湯川学とこの草薙さんは大学時代以来の友人と言う
ことになっていて、その友情も一つのテーマで描かれている。
映画版のほうは、この友情の部分をどう描いているんだろう?

テレビでは、柴崎コウ役の内海さんは、どちらかというと間抜けな役柄だが、
実際に原作の刑事は、凄い切れている刑事ある。
ここもどういう風に変わっているのか興味がある。

しかし、この話は、最後の意外な展開には、正直非常に驚かされたし、
最後の終わり方も、ある意味東野圭吾さんらしい終わりかただなと思った。

最初の方の部分を読んでいる時になんとなく抱いていた違和感がたしかにあったのだけど
そこが最後に関連してくるとは...

また、私は、数学を学生時代やっていたということもあり、この数学の先生の立場に
たって読むとまた違ったイメージを抱くかもしれない。
その立場に立つと、非常に切なく悲しいストーリだなと感じた。

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