町の改革成功物語


この本は、古き風習の残った村の文化を変えて、現代的な改革を行い、借金を少なくし、村の職員の意識改革を成功させたというような成功物語。
意識や文化を変えていくというのって、特に古き悪しき風習がはびこっている場合には非常に難しいと思うが、この人は、12年と言う歳月をかけて村を徐々に変えて言ったらしい。
とはいえ、この本には、当然そうゆうための王道が書かれているわけではなく、地道に着実に変えていったというさまが書かれているのだけど、相当難しかっただろうなと感じる。
この本には、そういう困難は少ししか書いていないけど、実際にはかかれていないもっと大きな障壁なんかがあったと思うので、そこらへんの苦悩を見てみたかったなぁと思ったりもする。
基本的には、話し合って、説得して分かってもらったというけど、現実問題には、いくら話しても拉致無く分かり合えない人もいるわけで、私は、そういう人に出会ってしまうと、かならず諦めてしまう。
この人は、こういう人にあったときに実際どうしたんだろうかなぁと思ったりもする。
そこらへんが、なんかぼやかされてしまっているのがちょっと残念な気がした。

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